2017年04月30日

占い師を目指したい方、まだタロットの使用に迷いがある方必見



日本タロット占術振興会 2017年 夏〜秋親睦会のお知らせ

ナディア・オフィス主催のタロット連続講座に参加してみませんか?
ウェイト版&不思議の国のアリス・タロットV.S.マルセイユ版〜
       ホロスコープカウンセリング&自分史ノート作成術まで』

連続講座ですが各回それぞれ単発での御参加でもお楽しみ頂けるよう企画しております。友の会会長の翠幸先生のコーナーもあります♪

これから占い師を目指したい方、まだタロットの使用に迷いがある方も教室をお持ちのベテランの方も、みなさんで考え、語り合える会になるよう構成しております。6~11月の間に一回でもお越し頂けるようでしたら、

タロットマスターズワールドTOP「タロットマスターズ情報」をご確認下さい。



たとえば、こちらが「不思議の国のアリス・タロット」のIII女帝


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解説)羊が川でボートに乗り、後ろのほうに座って、絶え間なく変化していく景色を通り過ぎながら、たくさんの編み針を動かしている。アリスは描かれていないが、ボートの反対側、手前の方に居て、ボートの正面にいるという、『鏡の国のアリス』の旅はこの羊の店で起こっている。羊は女性の根源的な部分、どっしり構え分別があり忍耐強く優しい存在を表す。

いわゆる華やかな女王様で知られるタロットの「女帝」のイメージではありませんね。。羊のおば様が描かれていまして、こちらは物語の中の「小間物屋さんの店番のおば様」。


とは言えこのアリス・タロットの作画家はウェイト版をベースにしてこのデッキを作り上げたことを明言しており、リスペクトを示唆する文書を掲載してもいます。

では何故アリスのタロットの作画家は、アルカナ「女帝」に対して、どうしてこの「羊のおば様」の絵柄を採用したのか? ここを掘り下げることで、ウェイト版、引いては「タロットの女帝」全般を理解しようというアプローチに、皆でひととき取り組んでみようというのが、連続講座第一回目の主旨です。これはアリスのタロット以外のどんなデッキでも取り組み可能なアプローチですから、日ごろから手持ちのデッキの数々で、個々に取り組みたいところでもあるのです。


ただまあ、この羊のおば様は、鏡の国でアリスと対話していた「白の女王」の突然変異なのでした。。一応女王の異形ではあり、、みなさんも夢の中で突然人物が別の人になってしまったり、場面が変わったり、ということがあるでしょう?「夢」・・これもそもそも不思議なもの! 夢の中に出てくる登場人物はすべて自分の分身だとも言われますね。。アリス・ワールドは夢さながらに場面の急展開の連続です。

小間物屋の店内で店番をしつつ14組の編針を動かして毛糸を編んでいた羊のおば様に「ボートは漕げる?」と聞くと、2人は瞬間移動でボートに乗っていたというシーンなのでした。


占いのキーワードのほうも見ていきましょう。

「不思議の国のアリス・タロット」のIII女帝

占いのキーワード:女帝は母親、姉妹、妻、結婚、あらゆる女性的な影響、興味ではなく人間性に基づいた決定、よき伴侶、実用的で決定的で直観的、動機付け。

R:揺れること、躊躇、倦怠、集中できない無力さ、遅延、神経質な緊張、おろかな資源の廃棄、移り気、虚栄猫


・・・どうでしょう? 特に正逆の違いは。タロット解釈実践事典やタロット象徴事典で著者が解説している「逆位置は正位置が裏目に出たもの」というニュアンスとは少々異なる印象です。


アルカナ\「隠者」あたりはこうです。

「不思議の国のアリス・タロット」のIX 隠者

解説)ヤマネ(山鼠、冬眠鼠、Glirulus japonicus、哺乳綱ネズミ目)はティーポットに座っていつものように眠る。彼のランタンはすべてに光を当て、彼は過去も未来も夢に見る。彼は若くも老いてもおらず、加齢も若返りもしていない。とりわけ彼自身といっしょにいる時が平和だ。

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占いのキーワード:自身を知ろうとする、内面の力、戦いから引く裁量、警告、時々不誠実さ・偽善・秘密・発見の恐怖・誰かを助けることができたはずの使われなかった知恵を表す

R無分別、先見なしで活動に飛び込む、ひどいアドバイス、失敗への指摘を躊躇、幼稚な反応、世界から極端に引きこもる


「隠者」は正位置でも、偽善・秘密・発見の恐怖・誰かを助けることができたはずの使われなかった知恵を表す・・結構裏目に出ている要素があります。

 井上の講座では、「隠者」が逆位置で出ても「隠者」であって、これが逆位置だからと言って「愚者」にはなりませんよ、という話を井上は授業の中でよくよくしているのですが、上記でいきますと、このデッキの場合、「隠者」は逆位置になると幼稚、無分別という「愚者」に!



アルカナ]八「月」あたりはこうです。「不思議の国のアリス・タロット」のXVIII

セイウチと大工が岩に座り、カキ(オイスター)の一団に話をしようと、こちらに歩いてくるよう手招きした。背景の空では、太陽が夜を照らしてやろうと無礼にも決めつけてきて、月が取り乱している。セイウチはどのカキを先に食べようか品定めしつつ、話の詳細に入る。彼はカキの運命を嘆き悲しむが、それでも(うまくだまして)食べてしまうだろう。

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占いのキーワード:形として詐欺になるものすべて、ペテンん、偽り、甘いことば、悪い動機、不正直さ、間違った友人、間違った主張、知られざる敵、わな、荒廃に導かれる

R:わずかな詐欺行為、誘惑を回避する、たやすい利益、誰かを利用する


占いのキーワードは、正位置が「偽り」、逆位置はそれを回避できるか、その内容が軽い印象です。

正位置の月が逆位置になると「太陽」になるというわけではありませんね。


参加者の皆さんもそうでない皆さんも、改めて「タロット逆位置」、その表現について、考えてみませんか?

posted by ステラ・マリス・ナディア・オフィス at 00:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本タロット占術振興会事務局より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする