2018年08月11日

鼓腹撃壌(こふくげきじょう)アルカナにタイトルをつけるという学習法があるのですが、

アルカナにタイトルをつけるという学習法があるのですが、


師匠や先輩から学ばせて頂き、かねてより個人レッスンでも学校の講座でも取り入れている次第です。


先日、通信受講生の方が「4 of Wands」に「鼓腹撃壌(こふくげきじょう)」と名付けられたのですね。

wa04.jpg

お恥ずかしながら!!

読み方からして、このことばをネットでざっと調べさせて頂いた次第です。

本来、あまり推奨されないものの調べ方で恐縮です。。


参考:Wikipedia

四字熟語辞典


上記等のコピペであれですが、

「十八史略」(じゅうはっしりゃく)という、中国の子供向けの歴史書の中で語られている古代中国の8人の帝王について記されている中で、堯(ぎょう)というひとりの君主の一種の神話がつづられている中のひとつのエピソードに由来する古語とのこと。

エピソードは下記

堯は、自身の治世によって天下が本当に治まっているか、民は満足しているか確認するため変装して民衆を見に行くと子供たちが、堯を賛美する歌を歌っていた。これを聴いた堯は、子供たちは大人に歌わされているのではないかと疑って真に受けず、立ち去った。

ふと傍らに目をやると、老百姓が腹を叩き、地を踏み鳴らしながら(=鼓腹撃壌)楽しげに歌っている。

この歌を聴いて堯は世の中が平和に治まっていることを悟った、とされる。


というわけなのです。


鼓腹撃壌(こふくげきじょう)とは、

鼓腹=腹鼓を打つこと

撃壌=土壌を踏み鳴らし踊ること。


・・・人々が平和で穏やかな暮らしを楽しむさまのことです。泰平な世の中のたとえ だそうです。


調べていてふとわたしは、「The World/世界」のイメージもほうふつとしたのです。タントラを舞いながら全世界の平和を喜ぶ両性具有の女神の姿を。


地平線を挟んで、この2枚が結ばれているイメージをですね。

eri21wl.jpg

       |

wa04.jpg

 そういえばツイートの件

ウェイト版の原書では、「LE MONDE/世界」について、

It represents also the perfection and end of the Cosmos, the secret which is within it, the rapture of the universe when it understands itself in God.

加えてこれが示すものは、宇宙の完全性と終わり、宇宙の中に存在する秘密、神の中に宇宙の理解を見出したときの歓喜です。


と、やはり「宇宙/Cosmos」に言及しています。

が、冒頭でこの大アルカナについて、「メッセージは変更されていません。確かに実際、デザインにおいて、変更できるものではありません」と語っているように、タイトルについても「世界」は「世界」。変更するべきものではなかったのでしょう。タントラについても全く触れてはおりませんが、

これについての最悪の説明の1つは、イニシエーションの最高レベルに達した魔術師/オカルティストなどを象徴しているというものです。

という記述があり、たとえば、タントラ=性魔術として世に広めるオカルティストなどもいることに端を発した記述である可能性はあります。

タントラとはそもそも、女性の性力を崇拝する仏教のシャクティ派の文献としてつくられたもので、その力を昇華させるための修行、ダンスなどもそう呼ばれ、中には、男女が性交渉にいたる儀式などもあるというところでしょう。それは古代ギリシアの巫女が行っていた神殿での儀式としての性交渉同様、あくまでも儀式です。オカルト的な性魔術では全くありません。

noblet21.jpg

 さて21The worldの女神ですが、ダンスを踊っているのは、これはまた多くの解説書で共通していることです。ノブレ版では足を組んでいないが、肝心なことは右足でリズムを取っている、タップダンス的です。


ウェイトは、「これはもう過去の特別な話かもしれないが」と前置きしてから「全てが善とされ、明けの明星が歌い、全ての神の子が歓びの声を上げていたような至福のとき」を物語る札だと解説しています。


つまり、今世界中が抱えているあらゆる問題、紛争といったものが一気に解決、解消した時を思い浮かべることでしょう。夢だね、まさにワールド・ドリームだ。だけど、身近なところでは、家庭では、教室では、仲間内では、できるのではないでしょうか。

授業では、22枚のアルカナですから、毎日引いていれば確率的に、22日に1回は引くことになる。そのレベルで「解釈」することが大事だと伝えています。


これらのタロットを作った人も素晴らしいですし、今回の鼓腹撃壌(こふくげきじょう)を「4 of Wands」を通して教えて下さったYさんがまた素晴らしく、有難い思いでいっぱいです。

自分の毎日の暮らしが平和で、近隣から、社会へと広がっていく平和の輪の広がりを切に願って止みません。


posted by ステラ・マリス・ナディア・オフィス at 00:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月03日

一週間お疲れ様でした。

猛暑も相まって、暑さ疲れもひとしおかと。。

今週はだいぶ原稿に集中でき、ありがたく、存じております。

タロットの大アルカナの22枚、それぞれについ「モデル」を探してしまいませんか?

例えば「皇帝」は古代ローマ帝国総統のカエサル、「隠者」は旧約聖書のモーゼがモデルかも。。等々
もちろん、明確なモデルがあってそれを元にそもそも作られたわけではない「皇帝」や「隠者」ですが、たいてい持ち出されるモデルの光と闇、表と裏が結構アルカナの説明にフィットしてしまったり。

そうして最後、つい「愚者」のモデルも探してしまうんですが、、
やっぱりどこの誰でもない、でも誰しもが内に抱いている「魂」の擬人像だという解説がしっくりくるところに落ち着いております。
マルセイユ版、愚者に限っては1718フランソワ・エリのアルカナがわたしは好きで。帽子の角の部分が特に。
TFH171801.jpg

聖地巡礼の旅に出ているという説もあるけれど、そうなると「愚者」の自発的な行動としてはちょっとあり得なくて、誰かに導かれているか強いられていということになりますよね、何せ「愚者」です。
本人は意図せず、意識もせず、何も感じないまま聖地をめぐっているからこその愚者なのだろうか。

ともあれ、1600年代、読み書きなど通常できない庶民にとって「絵」は重要な伝達ツールだった。情報庫でした。

後にゲームカードとして広がるタロットですが、
もともとは絵柄について、その細部にわたるパーツや構図に描き方には決まり事があったもの。ゲームのためのものなんかじゃないでしょう、大アルカナはね。
おそらく、西洋に伝わる「BODY、MIND、SPIRIT」の伝統を伝えるもの。
日本では「霊魂肉」とも表現されるが、現代人には「心と身体と精神」と言うとわかりやすいでしょう。

そういえば、アルカナにタイトルをつけるという課題を各所で出させて頂いておりますが、、
小アルカナにことわざ、それも出典が「孟子」などとなると、ちょっとやっぱり難しいところがあるでしょう。深いので。。大アルカナならいなせるかとも。

たとえば「身から出たサビ」ぐらいの日常的なことわざにしてみては?

にしても素晴らしいことわざマニアの通信生さんがおり、ついていくのに四苦八苦しております。

下記のサイトがわかりやすく、ためになっています。

ではまた、どうぞ皆々様、充実の週末を!

おわかれに、Bon Joviのマイ・ライフを!とっても元気出ます。いつもこれ聴いてタイピングはかどらせてます☆彡
歌詞の 
俺は永遠に生きてるわけじゃないんでね、今を生きたいんだよ!!ってソウルフルな叫びがグッド。
ジョンも永遠の少年ですな。ワンコもいっぱい出てくるPV。あと出だしの「トミー、ゴミ出ししといてね」て言うお母さんがリアリティをかもしだしています。
posted by ステラ・マリス・ナディア・オフィス at 20:30| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする