2018年10月16日

祝・タロットアートヒストリーNO.16 ヴィスコンティ・ブランビア版

来ましたね、ヴィスコンティ版ブレラ・ブランビラ・パック

The Visconti Brera-Brambilla

こちらは、後期ゴシック美術様式の小さな絵画。美術史研究においても貴重な作品。

そしてこれが現存する卓上遊戯カードとしての最古のタロットでしょう。


2015年よりスタートしました、ナディア・オフィス刊行のタロットアートヒストリー、NO.1はヴィスコンティ版キャリーイエール・パック、NO.2はヴィスコンティ版ベルガモ・パックでした。日本タロット占術振興会会報誌替わりに、また、弊社にて取り扱い中のタロットご購入の際に配布させて頂いて参りました。

ここに、現存する最古のタロットとして、第三のヴィスコンティ版を紹介させていただけることに、心から感謝を込め、紹介させて頂きます。

解説書の重要な1ページです。

imageTarotArtHis16.jpg

この年代順序は間違いのないものでしょう。ブランビア版だけがなぜ、剣の湾曲が見られるのか?

当初はあれ?と思いましたが、やはりそもそものデッキの目的が異なった可能性も大=Cristina説。

これについては井上もアートヒストリーNO.1かNO.2で触れています。記録を残しています。

目下の情報では、ブランビラ版がボニファシオ・ベンボの作品だという説は下火。イタリア在住の若い美術家などからは明確に、どう見ても、ザヴァッタリの作風でしょうという強い指摘がなされています。

視る人が視れば解るもの。あとはその方なりの資料を公開する等、論証しか今は成り立ちませんが。

なんでも鑑定団などのTV番組でもやっているように、鑑定師が登場してあやしい骨董品をあちこちから眺めながら「これは誰それの何年ごろの作品ですねー」とかやっています。目視でちゃんちゃんと。まあ番組ですしね、あれは。「ホントかよ?」疑いたくもなることもありますが、エンタメの世界のことはさておき。

鍛えられた鑑識眼のたまものが世界中いたるところで活躍している。その技術がデータがAIに受け継がれているという昨今です。

そういえば先日もミンキアーテのエトルリアとフローレンスの絵柄の違いについてお問合せ頂くことがありましたが、そう、私も最初混同していました。見慣れてくると「全然違うじゃない」と感じるものが、最初は「えっどこが違うの???」・・・視覚とはこのような類もの。

今回のブランビア版情報はミラノの新鋭美術史家Cristina Dorsini氏のあっぱれな功績の賜物です。


古くからの海外の研究家の功労賞ものです。


心から感謝申し上げます。

さあお仕事お仕事。別の作品へとまいらねば。ご予約、発送、書き物、1日どこまでできるか。

そうそう、ハロウィンまで、ゴシック調タロット・バンド付でお届けキャンペーン実施中☆彡 ブランビラ版の付録でついきますが、どちらのタロットでも、結構でございます。備考欄から「ゴシック調・タロットバンド希望」とお知らせ下さいね。

tarot-band-gothc.JPG


井上でした。See you♬

posted by ステラ・マリス・ナディア・オフィス at 09:09| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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